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特別レビュー 「D/AコンバーターDAC-1000で聴いたハイレゾ音源の魅力」

32bit/192kHz対応の 高性能D/Aコンバーター DAC-1000(S)

高品質音楽配信サイトe-onkyo musicで実施した「次世代オーディオ体験キャンペーン」(2010/12/3~2011/1/10実施)で、見事DAC-1000(S)を射止めた方から、お喜びのコメントをお寄せいただきました。
e-onkyo musicで配信している音源、提供しているサービスを大変評価いただいていることもあり、
今回当選されたDAC-1000(S)を使用したレビューを特別にいただけることとなりました。

レビューをお寄せいただいたのは、川崎市在住の近藤様。3歳からピアノを始められ現在も演奏されていらっしゃいます。
高校時代からオーディオに興味を持ち、雑誌の取材を受けられ絶賛された経験もあるという方です。

e-onkyo musicは「夢の世界」

──当選通知メールにご返信いただいたお喜びのコメントにスタッフが大変感動いたしました。
ぜひDAC-1000(S)ご使用の感想もお伺いしたいと思い、特別レビューをいただくことをお願いいたしました。
この度はご協力ありがとうございます。まずe-onkyo musicをご利用されていてお感じになっている事をお聞かせください。

私にとってe-onkyo musicは「夢の世界」です。
初めて24bit/96kHz音源を購入し、聴いたときの衝撃が今も忘れられません。

まさに「生の楽器の音」そのものでした。
レコーディング・エンジニアをしている私の友人に聴かせたら「これは実際のレコーディングの現場で今プレイヤーが演奏している音をモニター室で聴いているのと同じグレードの音だ」と。さらに「これならば現場でレコーディングした音をそのままリスナーに届けることができる。ぜひ普及して欲しい」と言っておりました。
30年来のオーディオ・ファンで高額な製品を買い揃えて来ましたが、その1/30のコストでこんなに素晴らしい世界を堪能することができ本当に感謝しております。
時々友人のオーディオマニア達を自宅に呼んで、24bit/96kHz音源を聴かせて驚かせています。
彼らも徐々に24bit/96kHzの世界にはまりつつあります。

──その時の再生環境について教えてください。

e-onkyo musicの「ピュア・オーディオグレードで楽しむ」というページで紹介されていた通り、
PC => SE-U55SX(W) => GX-500HD(B)
というセットを買い揃えて24bit/96kHz音源を堪能していました。

DAC-1000(S)で堪能するハイレゾ音源

──CDを超える情報を持つ音源、いわゆるハイレゾ音源の良さをご理解いただいており、大変嬉しいです。
それでは早速ですが、DAC-1000(S)をご利用になってのご感想等をお伺いしたいと思います。
まず、どのようなセッティングをされているのでしょうか。お使いの機器を教えください。

使用している機材は次の通りです。

パソコン: DELL Studio Desktop 540
パソコンの仕様:OS Windows 7 (32bit)/メモリ4GB / HDD容量
外付け4TB(現在収録されいてる音源:19,000曲、1.3TB)
使用再生ソフト:Korg AudioGate、Carry On Music、iTunes

今まで使用していたSE-U55SX(W)とDAC-1000(S)を差し替えました。
接続方法はデスクトップPC → USBケーブル →
DAC-1000 → アナログケーブル → GX-500HD(B)。
USBケーブルや電源ケーブル、スピーカーケーブル、アナログケーブル、
電源タップもクオリティの高いものを厳選して使用しています。
インシュレーターやオーディオボードもあわせて使用しています。

──音が聴けるようになるまでのセッティングで気になることはありましたでしょうか。

いいえ、特にありませんでした。スムーズにセッティングできました。

──DAC-1000を接続して一番最初に音の出る瞬間は興奮されたかと思います。
一番最初に聴かれた音楽はなんという曲でしたか?そのご感想もお聞かせください。

一番最初に聴いたのは、DSD音源「Stone Rose」(e-onkyo musicにて配信中)でした。この音源をKorg AudioGateで再生しました。音が出た瞬間に「これは本物の生のピアノの音だ!」と驚きました。私は今でも時々ピアノを弾いていますし、生のドラム、ベース、管楽器などの音と日常的に接していますが、これほど「生に近い音」いや「ほとんど生の音」を聴いたのは初めてです。私が愛用している高級ピュアオーディオ・セットでもこんな音は出ません。本来のピアノという楽器が持っている「音の厚み」「エッジ(打楽器のような鋭いアタック、音の立ち上がり)」「ガッツ」がそのまま横溢してきました。

続いてMASTER OF SOUNDシリーズ第1弾「Too Late Now/Harvie.S Trio」。
聴いてさらに驚きました。ドラムの「生音」がスピーカーから迸(ほとばし)って来たとき、
「もはやこれは『オーディオ』ではない。生の楽器の音そのものだ」と思いました。

──従来のオーディオ機器だけでは味わえない、ハイレゾ音源の魅力を堪能されたようですね。
パソコンが再生メディアになるということで、音楽を楽しむ新たな環境ができたと言えそうです。
これまで使用されていたSE-U55SX(W)との違いはありましたでしょうか?

はい。SE-U55SX(W)ではやや平面的であった音場感・空気感が、DAC-1000(S)を使用することで立体的になり且つ大きく広がりました。例えばホールで収録された音源ではホールの広さの空気感までが音に乗ってくるような感じです。
これまでよりさらに「豊穣」「品が良くなる」「音楽の『格式』が一段階上がる」という高品位な方向に音が変化しました。また、各楽器のセパレーションが良くなり、それぞれの楽器固有の音がより鮮明に表現されています。
面白いことに、高品位な方向に変化した結果、曲がゆったりと流れるよう(少しテンポが遅くなったよう)に感じましたが、これは実際の演奏の通りに再生されているという正しい方向の変化だと思います。ゆったりと流れながらも、ピアノや打楽器のアタックが鮮明に表現されるので、音の立ち上がりやスピード感が薄れているわけではありません。
さらに、ピアノや打楽器、アコースティック・ベースのピチカートなどのアタック音が耳に刺さらずマイルドに聴こえます。これは生の楽器の音を聴いたときと同様ですね。良くも悪くも、音源のクオリティがはっきりと出るのではないかと思います。

DAC-1000の機能にも注目

──ご自身でピアノを演奏されているということもあり、音楽的な表現が豊かで、曲を聴いた時のイメージがよく伝わってきます。「テンポが遅くなったように感じるが、実は実際の演奏の通りに再生されている」とのご指摘は印象的です。これはDAC-1000(S)側の高精度クロックで同期を図る、アシンクロナス転送方式を採用しているためと思われます。
では、DAC-1000(S)について一番良いと思われる点がありましたらお教えください。

e-onkyo musicのハイレゾ音源を聴くとCDの音が物足りなく感じるのですが、このDAC-1000(S)でCDからの音源をアップ・コンバートすると高級CDプレーヤーに匹敵する音質になるのが嬉しいです。

──DAC-1000(S)の機能も十分活用いただいていて何よりです。逆に何か不満に思われる点はありますでしょうか。

光デジタル出力を使うと192kHzの音源が再生できない点でしょうか。少々残念に思いました。
また、直接DAC-1000(S)への不満ではありませんが、以前販売されていたオーディオ用PCの購入を検討していましたが、今販売されていないので残念に思っています。

──いろいろ貴重なご意見ありがとうございます。そして詳細なレビューは他のお客様だけでなく、我々スタッフにも大変参考になるお話でした。ありがとうございました。

パソコンで音楽に触れる機会が圧倒的に増えていますが、まだまだパソコンでいい音が聴けると認識されている方は少ないように感じています。しかし、最近はハイレゾ音源を楽しむ方が徐々に増え、PCオーディオの環境を作ることでパソコンでもこれまでのオーディオに匹敵する、あるいはそれを上回る音質で音楽を楽しむことができるということをご理解いただけるようになってきたと思います。
『良い音で音楽を楽しむ』 ONKYO DIRECT、e-onkyo musicではそれを実現できる提案、情報発信をしていきます。